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タグ:映画 ( 13 ) タグの人気記事
映画:サラエボ、希望の街角
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シネマトゥデイより拝借

突然始まって!笑。
突然終わった映画だった!笑。

2006年、バルカン半島を南下したとき、残念ながらボスニア・ヘルツェゴビナには寄らなかったのですが、その時でもまだクロアチアにもセルビアにも残っていた内戦の爪痕。
だから、映画の中ですごく活気の溢れた街なサラエボが映って、自分の抱えていたイメージがあまりに古いことにびっくりした。

でもやっぱり、内戦のときの辛い思い出をひきずっている主人公カップル。
女の人:ルナは普通のシアワセを過ごそうとしているだけな感じがするけど、男は弱い!
男の人:アマルはアル中。アル中がばれたため停職。アル中セラピーも嫌がる。
弱い時の宗教は危険だ、と思う。どんどん傾倒して行く。

傾倒して行くのは厳格なイスラム教。イスラム原理主義と訳されていた。
ルナのおばあちゃんも「アッラー」に感謝する真面目なムスリマ。でも厳格ではない。
だからルナもイスラム教。犠牲祭のお祝いも親族一同で過ごす。だけどお祈りもしないし、日常に宗教が感じられない。アマルもそうだったのに...。

映画で描かれているイスラム原理主義が怖くて(ルナから見た怪しい連中なので仕方ないけど)、また民族同士の殺し合い=内戦が始まるんじゃないかと思わせる部分があって、とても怖かった。
アマルはそこから抜ける兆候もないし。。

なので、個人的には、邦題の“「希望」の街角”にしっくりこない感。あの団体の描かれ方が全く希望を感じさせなかった。
ちなみに、「原題の「Na Putu」には「何かに向かう途中」、そして「もうすぐ赤ちゃんが生まれてくる」という意味があるという。」eaigato.comから抜粋
こちらの方が、主人公たちをみても、サラエボという町をみても、いろいろ含んでる感じで、やっぱり原題がしっくりくる感。


内容とは別に...ルナ役の女優さんがかなりカワイイ!!
ベリーショートにしたくなったが、顔が違うことをすぐに思い出したのでやめた、苦笑。。

ついでに。主役ふたりはクロアチア出身。ボスニア・ヘルツェゴビナではないけれど、旧ユーゴというと、旧・自国出身の俳優、ってことか。
しかし可愛かった。
by qumegno | 2011-07-03 19:21 | cinema
映画の中のモロッコ
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もうゴールデンウィークも終盤ですが、最後の週末はおうちでゆっくり、なんて考えているモロッコ好きな方におすすめ。
モロッコまで行かなくとも、モロッコを感じられる映画をリストにしました。
まだ少ないですが、私が全部実際に観たものです。
映画の中のモロッコ
新旧いろいろ並んでいますので、興味がある方是非どうぞ!

上のバナーの写真。
アンチ・アトラスがちょうど終わったところが、突然平地になっていて。
そこにぽつりと村(?)がありました。
「山の終わり」ってはっきり見たことありますか?!
合成じゃない、リアルな景色。
この光景を見た時の感動をまだ覚えている。

GW後半は、すっかり昔の写真の掘り起こしに費やしてます、笑。
by qumegno | 2011-05-06 23:52 | cinema
ハンガリー映画:人生に乾杯!
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画像はamazonより拝借
原題:Konyec 2007年ハンガリー

少し前に観た映画ですが、ハンガリー映画です。
爽快です。でもちょっと悲しいです。

出だしは社会主義時代のハンガリー。
そこであっという間に現代が舞台に。どうやら最初の男女がこの老夫婦のようだ、というところで、現在2人が少ない年金でギリギリ以下の生活をしていることがわかります。
そんな生活状況があってか、お互いにぶっきらぼうな感じの夫婦。

この夫婦がいつしか“紳士的な強盗”となり、だんだんとハンガリーでヒーローになっていきます!

ところで、この映画に出てくる“チャイカ”。
後々大活躍する訳ですが、カッコイイ車です。

今回の映画で初めて知ったのですが、チャイカは旧共産圏のソ連製高級車。
おじいさん、昔は共産党幹部の運転手をしていたので、この車を譲り受けたそうで、自慢の車で愛車なんです。
このチャイカを乗り回し、逃走し、街を田舎を疾走する様子は爽快!
シブ過ぎて興奮します!そして強盗の夫婦を応援したくなります。

銃を持って強盗を繰り返す映画だけど、派手すぎるアクションがなくていい。落ち着いてみてられる。
この映画を観ると、悲しくなりつつも爽快な気分になります!
パッとしない気分の日や、ちょっと落ち込んでるような時に観たらすっきりするかも。
by qumegno | 2011-04-14 23:27 | cinema
映画:デザート・フラワー
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シネマトゥデイより
デザート・フラワーを観て来ました。実話です。
原作を読んでからの鑑賞だったので、細かいところが結構省かれている...という印象がだいぶありましたが。後半の流れとクライマックスではしょりの意味を理解。
主人公ワリス・ディリーのシンデレラストーリーではなく、アフリカで広く行われている“女性器切除(FGM)”廃絶を訴える映画でした。

13歳の時に、じいさんと結婚させられそうになり、それが嫌で逃げ出したワリス。
逃げ出したと言っても、逃げ出した先に広がるのは砂漠、荒野、水も食べ物もないサハラです。
そんなサハラをどうにか越えて、ヒッチハイクで乗せてもらったトラックではレイプされそうになり、それでもどうにか辿り着いた都市、モガディシュ。
これだけでも、へこたれるどころか、もう既に死んでしまいそうですが、そこを乗り越えて行くワリスは強い。
さらに、親戚であるソマリア大使館の大使夫妻(ワリスのお母さんはいいお家の生まれのよう)を頼ってメイドの仕事をしにロンドンへ。
ソマリア内戦勃発で強制帰国の大使夫妻に着いて行かず、ひとりロンドンに残る。

と、このロンドンに残ることにしたところから映画は始まり、過酷な逃亡や、家族の思い出は回想として出てくる。
ワリス・ディリーの人生について思ったのは。
チャンスを逃さず、そのタイミングでアクションも怠らない。
でも常に必死で心はピュア(すぎるくらい)。
とても真似できません。背負ってるものが違い過ぎる。
とにかくすごい半生です。

で、最後の方は見るに耐えなかった。
現在ワリス・ディリーは国連の特別大使に任命されていて、FGMの廃絶に向けて活動している。
その活動の為の映画だったんだなと思わせるラストだったので、非常に重い終わり方だったし、言葉もなかった。

1970年代頃からFGMが問題になっていたようですが、ワリスのFGMの告白から国際社会も更に動き出したようで法律でFGMを禁止する国も出てきたそう。
ただ、現在もなんと1日に6000人の女子にFGMが施されており、それはアフリカ大陸だけにとどまらず、欧州やアメリカの移民社会でも未だ行われているというので...“文化”“伝統”の名のもとに行い続けられているとは、なんともやるせない。

男のための“文化”と“伝統”としか思えない慣習だということに、早くアフリカ女性に気付いてほしい。
映画の中でもあった。FGMのために具合が悪くなって連れて来られた病院でソマリア語通訳にきた男性看護士。
イギリス人のドクターの手術をすすめる話を、ドクターがわからないことをいいことに「家族の恥」だの「お母さんが泣く」だの、脅しのような言葉を並べ立て、婦人科を受診したワリスを責め立てて出て行った。アイツは間違いなく全世界の女性を敵にした。
ただ、アイツのように考えているバカな男はまだまだ山のようにいそう。
男がバカなまま生き続けるなら、女が変わって立ち上がらないといけない。けど、そう簡単に変わるものではないんだな。“慣習”だから。
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http://www.afrol.com/Categories/Women/FGM/netscapeindex.htmより
東のアフリカの方がFGM施術がばっちり行われているよう。モロッコはありません。聞いたこともありません。よかった。
ただ、アラブ好きとしては、エジプトがかなり確率高い色になっているのは気になるところ。

ワリス・ディリー出身のソマリアは、アフリカ大陸の右のとがったところ。
映画でワリスを演じたリヤ・ケベデはその隣のエチオピア出身。勝手な想像だけど、だからきっと彼女も人ごとの映画ではなかったのではないか、と。

しかし、リヤ・ケベデ、かわいかった!
そしてさすがスーパーモデル。カッコヨカッタ。
過酷な状況や、目を背けたくなるシーンが多い話だっただけに、対照的なモデルの仕事のシーンは華やかだった。
砂漠とロンドンの大使館内での生活しか知らなかったワリスが、どんどんプロのモデルになっていく様はやっぱりモデルとしての見せ場!

映画として面白かったかと言うと...疑問ですが、苦笑。
娯楽のための映画ではないので、そこは気にせず。
アフリカと、さらに欧米にも広がる問題を訴える社会派映画でした。
 
by qumegno | 2011-04-04 00:43 | cinema
アルゼンチン映画“瞳の奥の秘密”
最近、久しぶりに映画をみることにはまっています。
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【STORY】
ブエノスアイレス―
刑事裁判所を引退したベンハミン(リカルド・ダリン)は、
忘れ難いある事件を題材に小説を書き始める。
それは、1974年に結婚間もない女性が殺害された残虐な事件だった。
妻を奪われた銀行員の夫の深い愛情に突き動かされたベンハミンは、
判事の制止を振り切り、犯人を捜し始める。そして、ようやく容疑者にたどり着くが…。
それから25年。
タイプライターを前に自身の人生を振り返るベンハミンに、
上司だったイレーネ(ソレダ・ビジャミル)の存在が鮮やかに甦る。
いまだ過去に生きる自分と決別するために、彼は事件の裏側に潜む謎と、
今も変わらぬイレーネへの想いに向き合うことを決意する。
果たして、ベンハミンは失った歳月を取り戻すことが出来るだろうか?

以上、画とstoryはamazonより拝借。

第82回アカデミー賞 最優秀外国語映画賞 受賞
っていうのは見に行ってから知ったのですが...汗。
雪の日が最終日で、慌てて観に行った。これを逃したらやってるのは宇都宮だったから...って、もうamazonでDVD売ってます。

はじめて観たアルゼンチン映画。
全体的に渋かった。
俳優も内容も画像も。
渋かったけど、重かった訳じゃない。
シリアスな中にも笑えるところとか。インテリアはアルゼンチンらしい(行ったことないけど)ポップな色使いとか。
そんなところも楽しめた2時間を越える長編大作?!。注:娯楽大作ではありません。

終わりのものすごい納得感と言うか恐怖と言うか。。
言葉とか行動とか、習慣とか心理とか。読み取っていく感じです。
面白い。
★★★★★
by qumegno | 2011-02-27 20:42 | cinema
007 in morocco
ちょっと古い映画を見ました。

『007 リビング・デイライツ』(The Living Daylights)1987

たまたま見たのですが、出だし、ボンドが登場したのがジブラルタル。
ここで、「おっ!!」と思った人。同じ匂いを感じます、笑。

ジブラルタルはイギリス領ですが、スペインからモロッコに渡ったことがある人には耳慣れた地名。
だって対岸はタンジェですから。
で、舞台はイギリスとかオーストリアとかに移り、とうとうボンドはモロッコのタンジェへ!!
今から20年以上前のタンジェで撮影された007 。
スクリーンロールには、当時の王様ハッサン2世に感謝する、との言葉が流れてました。
今から見ると、少しさびれてるような、でもやっぱり変わらないような。
おお!タンジェだ、タンジェだ!と見ていたので、やっぱり大きくは変わってないのかもしれません。

最後は、ソ連侵攻後のアフガニスタンに舞台が移るのですが、その撮影地がこれまたモロッコはワルザザート。
ここはもう。きっと全然変わってない。モロッコの大地は昔からモロッコの大地です。

最近の007シリーズはちゃんと見たことがないので、詳しくはわかりませんが...
『007 リビング・デイライツ』は、ものすごい派手なアクションがあるわけでもなく、ものすごい華やかな感じでもなかったけれど、やっぱり面白い!と引き込まれました。
で、舞台がモロッコだったもんで余計に。
終始クールなティモシー・ダルトンのボンドも◎!!
by qumegno | 2011-01-13 23:33 | cinema
モロッコが舞台の映画
先日、神戸のホテルにて朝テレビをつけてみたら。
マリアム」という名前の女優さんがインタビューを受けていた。
この名前はモロッコ系か?と勝手に思い込んで、チャンネルをそのままにしていたら...
見たかった映画に出ていた女優さんだった!!

その映画は『ドゥーニャとデイジー』。
オランダ人の女の子がモロッコを旅するロード・ムービー。
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(C) 2007 DUNYA & DESIE DE FILM CV

見たい〜と思いつつも忘れていたところに、このインタビューがやっていたので、これから上映?!と胸高まったら。。
なんと。
去年の秋ロード・ショーですた。終わってますた。

いや、正確には終わってません。
調べたところ、本日現在、日本でたった1カ所。
富山県のとある映画館で上映中らしい。が、遠すぎる。
残念です。

しかしこの女優さん、マリアム・ハッソーニさんはやっぱり!
モロッコ系オランダ人だった!!
インタビューを受けているのをみていたら、かわいらしい人だったので、やっぱり映画も見てみたいなぁと、どうにか策を練っています。

何かよき情報を握っている方は、ぜひご一報下さい!!
by qumegno | 2010-02-19 00:51 | cinema
グッバイ、レーニン!
ベルリンの壁崩壊20周年ということでこちらを紹介。
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グッパイ、レーニン!は面白いです。
お母さんが昏睡状態の時に壁がベルリンの壁が崩壊してしまった!
お母さんは超真面目な共産党主義者!!
壁崩壊なんてショックを受けさせるのは命にかかわる!!
という訳で、ひたすら「東ドイツ」の存在を作り続ける主人公。
重い内容にみえそうだけれど、そんなことなくテンポよく進むお話です。
当時の映像等もところどころに入り、ベルリン好きにはそれだけで楽しめる話。
それだけでなく、当時のインテリアがかわいい!!
レトロ、サイケな感じが好きな人にはこれもまた、たまらない楽しさ。

この主人公が抱えるホーネッカーの肖像画。
小さい物が、9月に泊まったostel das DDRホテルの部屋に飾ってありました、笑。
東ドイツ時代のインテリアでまとめたことが売りのホテルだからね。

あぁ、ベルリンに行きたい。。
by qumegno | 2009-11-11 00:56 | cinema
COCO avant CHANEL
初めてパリで映画を見ました。
フランス語で見てもわかんないし...と避けていた映画館。
友人に誘われたのでCOCO avant CHANELを見に行って来ました!

フランス語...やっぱりわからん。

わからないものの、映像と雰囲気とごくわずかな聞き取れる単語から想像して見ていた映画。
内容が難しいものでなかったというのもあるかもしれないけれど、なんとなく楽しんで見られました。

誘ってくれた友人は、オートクチュールなどに興味があるので、この映画を見たかったとのこと。
タイトル通り、「シャネルになる前のCOCO」のお話で、ガブリエル=ココ(COCO)がどうやってシャネルを立ち上げるかに至った出来事や恋愛などのココ・シャネルの半生(?)が描かれたもの。

主人公のCOCO(オドレイ・トトゥ)が田舎娘からモードの最先端に変わっていく、その変わりっぷり。
やたらと着飾った女性たちの中で、COCOだけ男装だったり、ものすごいラフだったり、自分のドレスをカスタマイズしたり...と、だんだん時代を先走って「モード」になっていくのがオモシロイ。
ゴテゴテした白のドレスばかりの中に、装飾無しのCOCOの真っ黒でシンプルなドレス。
COCOのふとした格好は当時ではあり得なさそうだけど、今見るとオシャレでカワイイ。
現代のファッションの参考にもなりそうです。

それと同じタイミングで見つけたChanel No.5のショートフィルム
映像も景色もきれい。
そしてこれまた主人公がオドレイ・トトゥ。「アメリ」のイメージが強すぎたこの人。
こんなにセクシーだったんだ!!と驚きました。
舞台が夜行列車にイスタンブールってところが、旅情たっぷりなんだなー
by qumegno | 2009-05-07 19:41 | cinema
「パレスチナ1948・NAKBA」
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(C) Ryuichi HIROKAWA

どうしてもこの映画が見たくて、でも短期間での上映が多くて、やっていても渋谷で朝10時半〜とかで・・・
川崎市民アートセンターというところでやっているのを発見して行ってきました。
小さな映画館だけど、椅子もちゃんとふかふかだし、段々になって人の頭が邪魔になるようなこともないし、見逃したと思っていた映画が次々上映予定となっている!
ここは穴場かもしれない!

「1948年にイスラエルが建国され、70万人以上のパレスチナ難民が国を追われた事件をパレスチナ人たちは“NAKBA”(大惨事)と呼ぶ。」

映画の中で、パレスチナ人のおじいさんが「48年からNAKBAはずっと続いているんだ」と言っていたけれど、60年、破壊と殺戮が続いている世界があるってことがまずすごい。あり得ないと思ってしまうけれど、現実の話。

日本は戦後60年以上経って、こんなに発展しきっているのに、イスラエルとパレスチナはその間ずっと破壊と殺戮を続けているって・・・真逆だ。

ニュースではパレスチナ人の自爆テロが目立って報道されている気もするけれど、そこまで至ってしまった、至らせてしまったことがなんだかわかる映画だった。

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by qumegno | 2008-07-13 20:11 | cinema