なんども来ていて、長期で滞在することの多いマラケシュですが。
意外にも、マラケシュ一番の観光名所
(は、もちろんジャマエルフナとスークかもしれないけど)であるPalais Bahia=バヒア宮殿に行ったことがなかった私。
同じ宿に宿泊中の日本人の子に誘われたので、行ってみることにしました。
入場料10dh=100円(2011.8現在)という安い料金を払い、どんどん進むと、まず現れるのは気持ちのいいパティオ!
観光客の皆さん、ここに座ってぼーっとしたりしてました。
パティオもだけど、この先に続く部屋部屋は、色好き、パターン好き、模様好き、タイル好き、の人にはたまらない空間が待ってます!
タイルは、現代のようにすでに絵がプリントされたものを並べているのではなく、模様の一部、一色ごとの粒を丁寧に並べられた、モザイクタイル!
漆喰の彫刻も美しく・・・細かい。。
アイアンの窓柵も、よい雰囲気。
「宮殿」と言っても、きらびやかなことはなく、部屋、部屋に入ったときの印象は比較的地味(と思った)だけど、タイルや彫刻、花模様の描かれた天井などなど、芸術・技術の粋を集め、極めた傑作!という感じ。
とにかく、色と模様とタイルに興奮していた私は、気付いたらかなりの量の写真を撮っていました。。
この宮殿、かつては王様の4人の妃と24人の側室?が住んでいたんだそうですが、自由のない生活とはいえ、こんな素晴らしいところに住めて・・・
羨ましいと思いつつ、でも隔離されているのと同じ・・・
やっぱり、自由にこうして見学できるくらいがいいかな。