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オアシスの村でのホームステイ:2日目の午前中
テラスで寝た夜は涼しかったものの、朝日が昇ってくるとジリジリ暑い...という訳で、暑さにたまらず起きた2日目の朝。

朝食を食べて。
涼しいうちにってことなんだろう。突然「カスバを見に行こう」というので朝の散歩。
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またオアシスを抜けて。今日はとうもろこし畑の脇を通る。
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この暗い路地のようなところに入ると、ポツポツとドアがある。そしてなんだか人の気配がする。
子供たちに聞いたら、普通にこのカスバには人が住んでるらしい。
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カスバの全景を見るところには連れてってもらえず...なんで?!
帰って来たら、子供たちは掃除。
お母さんは片付けや他の家仕事をしている。
他の家仕事...

オアシスの村でのホームステイ:2日目の午前中_b0084243_0592.jpgすぐ近くにある井戸に水を汲みに行き(それ見たときは、え、もしや料理の水ってこの井戸水?!と目を疑ったが)その水は牛の飲み水。
そう、このお家にもやっぱり牛がいました。
牛に水をやって、その脇にあるカマでパンを焼いて。
なんでも揃っているのです。そして何でも自分たちで作るのです。
オアシスの村でのホームステイ:2日目の午前中_b0084243_0214315.jpg
そしてこの焼いていたパン!
メドゥフーナという具入りのパンで、朝のおやつ?!でした〜!!
甘いミントティーとともにこのスパイシーなベルベルピッツァと言われることがある...を食べて、朝ご飯でまだお腹が膨れているのに、更に膨れ...
でも「クリ、クリ!」(食べて、食べて!ってこと)と言われるので最後は結構無理矢理に詰め込む感じ。美味しさもこれじゃあ楽しめない。
それでも客人にはとにかくすすめるので、もういっぱい「バラカ、シュクラン!」と言ってようやく“クリ攻撃”から解放されるのです。。
でも1回目の“クリ攻撃”は受けて立たないといけないことが多い。それがモロッコ。
(男の人の場合は「クル!クル!」と言われます。)

その後はずーっとカードゲーム。
ルールがわからない私は、誰かと組んでやり、慣れて来た頃に独り立ちさせられる。
飽きたら違うゲームになり、また誰かと組んで、慣れて来た頃に独り立ち...

それにしても家の中もあっつくて、みんなタオルや頭にまいてるスカーフを外して、それをブンブン振り回して手動扇風機のように風を作っている、笑。
そういえば扇子を持っていることを思い出し、それで皆を仰いであげ、次は私があなたたちを、次は私があなたたちを、と順番に仰ぎ合い...さらに思い出したお母さんは、だいぶ埃のかぶった扇風機を出して来て、ようやく文明の機器の恩恵に与ることができました、笑。

しばらくして、カードに飽きたのと、暑さに疲れたのとで、気付ばみんなお昼寝(まだ午前中なんだけど)タイム。
起きてもやっぱりまだあっついので、玄関(一番風がはいってくるところ、だけど熱風)のところにラグをひいて場所移動。
そして場所が変わってもまたカード。。

仕方ない、他にやることないんだから。
外は暑いし、出たところで何もない。
マラケシュのようにすぐどこかにカフェがある訳でもないし、田舎の村の女の人は、そんなところに行ったりしない。本当に一日家の中で過ごしてるんだな、と改めて知ったのでした。

ただ、私は今回、女性支援団体の仕事してるところを見たり、商品を買ったりしたい、と着いた時に(予約のメールでも)伝えてあり「誰か迎えをよこす」と言われていたものの...いつになったら来るのか、モロッコ。
本当に予定通りにいくのかどうか、どこに行っても不安にさせられる国です・・・苦笑。
by qumegno | 2010-09-05 00:44 | travel*2010
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